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日々の記録
娘は結構言葉も覚えて、赤ちゃんというより、すっかり子どもなかんじになってきました。 覚えた言葉。 「まんま」(どこでもいつでも食べ物をみかけたら「まんまー!」と大騒ぎ) 「にゃんにゃん」(公園で猫をみるとちゃんとにゃんにゃんと指さし) 「わんわん」(散歩している犬をみると「わんわん」と指さす。犬と猫の区別をちゃんとできているのが不思議ー) 「いないいないばー」(これは一番最初に覚えた。某番組の見せすぎという噂。笑) 「ねんね」(ねんねと言いながら、手を頭の横にくっつけて顔をかしげるゼスチャーもする) 「パン」(ほかの言葉はけっこう鮮明に言うけど、これは「ぱっ」って感じです) 「ちょうちょ」(この言葉だけはまだ言葉と指すものが結びついていない感じ) かなり早い時期から歩いていた娘はいまでは壮絶に歩き回ります。 結構遠い場所でも1人で歩くというから時間をかけて一緒に歩いていくことも増えました。ますます太ももを中心とした足が太くたくましくがっちりと成長している・・・。 歯を磨いていると、ぬいぐるみのぶんも順番に磨いてあげて、 (最初は積み木も1つずつ磨いてあげようとしていたが、最近はぬいぐるみや絵本のなかの動物の口にだけ歯ブラシをあてる) お茶を飲んでいてもぬいぐるみに飲ませようとして、 わたしのおっぱいまでぬいぐるみに飲ませようとしてぬいぐるみを連れてくる。 誰かになにかをしてあげたいブームみたいです。 ごはんはほとんど1人で手づかみで食べていますが、おなかが満たされてくると、まわりじゅうの人間に食べさたい、飲ませたい攻撃になる・・・。スプーンは使う意志はあるがまだほとんど使えていない。 積み木は現在1人で10コくらい積み上げます。目を離してふっとみたらすごいタワーを1人で造っているので、最初は娘が作ったと信じられなくて、超常現象が起きたと思ってびっくりしましたよ。 最近寒いのでうちのなかでは、絵本を読んだり、クレヨン遊びがブームです。 水で落ちるクレヨンだけど、たまにソファーに書かれて「ぎゃー!」となりつつも楽しくお絵かきしています。 1歳を少し過ぎた今、ほんとにめきめき成長する時期なんですねー。 いやはやおもしろくて楽しくて、すっかり育児に夢中なきょうこの頃です。 正直6ヶ月すぎくらいは娘と2人きりがつらいなあと感じることが多かったように思いますが、 今はほんとに娘と一緒に遊ぶのが楽しいです。こんな時期がやってくるものなのですねー。 1歳過ぎると一緒に遊ぶことができるのですね。 というわけであまりブログも更新していませんが、 育児に夢中な日々でした。 ではではまた。 # by chataigne77 | 2009-12-08 04:50
昨日、朝になったのに真っ暗。
全然活動する気にならないまま、半分眠ったような頭で家事をやる。外は陰鬱な北欧の冬のようだ、と考えると気分が楽しくなるような気がして、そういうイメージを頭に作ろうとするが、途中から日本海の演歌的な冬がわたしの頭のなかに明滅しはじめてますます気分が落ち込むようで、なにもかもを頭から振り払うことにする。 トーキョーの冬とはもっと明るくてぴかぴかしているものだ。 今日の暗い空は例外なのだ。 やっと家事がひと段落して、最後にごみを棄てにいくことにする。 わたしもこのシーズン初めて箪笥からフリースを引っ張り出して着込み、娘にも分厚いパーカーを羽織らせた。厚手の靴下をはかせて、意を決して部屋の外へ。 わたしがごみの袋を持って歩くと、娘もよちよちとついてくる。最近では必要もないのに手をつなごうとすると手をふりはらって自分ひとりで歩こうとする。 そしてマンションの玄関を一歩出て、 娘は心底驚いた顔をした。 これは?なに? これまで秋のうららかな晴天が続いていた娘にとって、世界は青い空と穏やかな気温に支配されていた。 それなのに、今日の世界は灰色にくすんでいて、冷たい風が吹き付けて、雨の飛沫がべちゃべちゃとまとわりつく・・・。 こんな世界、知らない。 娘は険しい表情をして、立ち尽くしていた。 いつもは素直に戻らないのに、わたしがマンションのエントランスホールに戻るとき、不安そうに寄り添ってついてきた。 エントランスホールは暖房が効いていてぽかぽか暖かいくらいなので、ここでしばらく遊ばせることにする。 娘はずっと窓の向こうの冬を眺めている。 ガラスの向こうに広がる灰色の冬を不安そうな顔で眺める。 去年の秋に生まれた娘にとってその年の冬はほとんど記憶にないはずだ。あまり外出もせずに部屋の中で眠って過ごしただけだ。 だから娘にとっては初めてといってもいい冬がやってくる。 冷たい空気、冷たい風、冷たい雨。 なんだろう、この不安な感じは・・・。という表情をしている娘を見て、わたしも初めて冬を知ったような気持ちになる。 そして娘とあったかい飲み物を飲みながら、部屋で絵本とか読んで過ごすことを想像して、ちょっと嬉しくなった。 # by chataigne77 | 2009-10-27 08:49
早朝、青白いくらい真っ白な牛皮(和菓子に使う餡を練ったものだ)にほのかな紅がさし始めたような質感の空を見る。
あふれるくらいの幸福を感じながらも、わたしの体はへとへとに疲れ切っている。 毎日目を覚ますと、恐ろしいくらいに体が強張っている。 凝りをほぐすために早朝に風呂に湯を張る。 お湯のたまってゆくどぼどぼどぼという温かい音を聞くともうずいぶん気分はましになる。 湯船につかって、最近は本を読む。 昔いくらでも時間のあった頃は、お風呂で本を読むなんて考えられなかった。 本はふやけてしまうし、わざわざ風呂場で本を読まなくても、本を読む時間はたくさんあった。 今は風呂の中だけが唯一、すべてから切り離された気分で本が読める。 その日わたしは須賀敦子全集第4巻の文庫をめくっていた。この巻は書評や読書日記が収録されていて、ひとつひとつが短いし、どこから読んでも楽しめるので、ちょっと疲れたときなどにぱらぱらめくって好きな場所を読む。ひとつ読んでは休んでまたページをぱらぱらやって次をさがす・・・というやり方ができる本だ。 そしておや、と気がついた。 最近このお風呂の読書タイムでわたしがやはりよく読んでいる本がある。 「雪の降る晩、ロシア文学の先生をアパートに訪ねていく学生がいる」という出だしを読んだところで、まだ気がついていない。でも、わたしはここ最近、ずっと同じような時間と空間のなかをいったりきたりしているような感覚を読書の時間に味わっていた。 須賀敦子が書評で扱ったこの「雪の降る晩に・・・学生がいる」という小説はダイベックの「シカゴ育ち」という本だ。 そしてわたしが須賀敦子の本と交互に読んでいた本がまさにこの「シカゴ育ち」だったのだ。 わたしはこの本を自分で買ったわけではない。引っ越したときに夫の本棚から漏れてしまってもう捨ててしまう本がダンボールに分けられて、でもそのなかから、わたしが読みたくて何冊かを救済したなかの一冊だった。 夫もわたしもたいそう本が好きなのだが、限られた収納しかない住居に棲んでいるために、時々なくなく本を手放さなくてはならない。 わたしは今年の初夏、実家で大量の本を処分した。あの喪失感がまだわたしを巣食っていて、そのがらんとした傷に、なにをあてがっても悲しい気持ちが拭えない今日この頃だった。 夫の捨てる本の山のなかからほんの少しの本を選んで捨てないことにしたのには深い意味はなかった。選んだ本に、たいした愛着があったわけでもない。 ほんの気まぐれかもしれない。 ダンボールの中身を全部吟味したわけでもない。 ぱぱっと目に付いた数冊を抜き取ったに過ぎない。 でも、わたしはその「シカゴ育ち」を抜き取ったことをこころから嬉しく思っていた。 夫はたぶん柴田元幸さんの訳したものはたいていなんでも読んでいるみたいだからそんなふうにして夫に選ばれた本だったのだろう。 わたしがその本を選んだのは、単に白水社のuブックスの装丁とか手触りとかサイズが好きだったからに過ぎないような気もする。 でもとりあえずわたしの手にその本はやってきた。 そしてわたしはお風呂での完璧な読書の時間にその本を夢中で読んだ。 「シカゴ育ち」と交互に読んでいた須賀敦子全集のなかに、「シカゴ育ち」についての書評を見つけたことについて、 なにか運命的なものを感じるといえば確かに感じる。 しかし、大量の本のなかから、わたしたちがなんとなく選んでいる本は、必ずつながりあっているものだし、 すべての本は血縁関係にあるような気もするので、 そのことは当たり前だという気もする。 ある方が、 「○○さんのインターネット上のプロフィールを見て、好きな本としてあげられている10冊がほとんど自分の好きな10冊とかぶっていたのでびっくりした」 と述べていたことを思い出す。 その2人はわたしがインターネット上でもっとも尊敬する2人だった。 そしてその10冊のなかに、わたしが10冊を選ぶとしたら入っているはずのものは1冊だけしかなかった。残りの9冊は読んだこともなかった。 わたしは当然残りの9冊をすぐに買うか図書館で借りるかして読んだものだ。 そんなふうに本が、有機的につながっているなあと感じるとき、 自分も本も、ほとんど等価なものだという気がする。 本が生きているならわたしも生きているし、 本が死んでいるものだとしたら、わたしも実はとうのむかしに朽ち果てた体のことを忘れて魂だけがうろうろしているのではないか。 そんなふうに毎日本とつながった感覚を楽しみながら生きる。 こういう人生、幸せです。 本を好きになれてよかった。 人生で一番の宝物は、家族と、そして本だと思う。 # by chataigne77 | 2009-10-19 11:18
最近いつも唱えている言葉。
自作の言葉だけど、 「まず考えよ 次に考えよ 最後に考えよ」 頭にきても、てんぱっても、どんなときでも、 一度深呼吸。 そして考えてみる。 ほんの少し考えてみるだけで、 不思議。 ちゃんと分かる。 人間は考えれば誰だってちゃんと「分かる」んだ。 だから考えることをやめないこと! やめてしまっても、次の瞬間にはまた考えることを取り戻すこと。 あきらめないで、 ずっとずっと、 粘り強く考えることに「戻る」こと。 人間は弱いから考えることをうっかり忘れている。 でもそのたびに強くなって再び考える。 永遠に「頑張って」、 考えることをスタートするために自分を鼓舞しつづけること。 それが人間だ。 考えろ考えろ。そうすればたいていの問題は解決するぞ。と自分に言い聞かせて、 ほら、 また考えるのを忘れた。 考えよう! # by chataigne77 | 2009-10-16 05:41
インターネットってこんなに素晴らしい、と唱えた梅田望夫さんはサバティカル中だそうで、 以前ほど活発にブログを更新されていない。 インターネットに対する発言も減った。 しかしながら、梅田さんのインターネットへかかわる時間・量・情熱の変化は、なにも梅田さんがそうしうようと決めてそうしているわけではないような気がしてしまう。 もしかすると、多くの人間が梅田さんと同じような道を辿ってはいないだろうか。 インターネットはすごい!と気がついて、夢中でWeb空間に深く潜った人間は、梅田さんの著書を読んでいたかもしれないが、梅田さんがすごいといったから夢中になったわけではない。すでに夢中なときに、梅田さんの本を読み、やはりインターネットはすごいんだ、とそれを確認しただけである。 そして、梅田さんが、なんとなく日本のネット社会にがっかりしているような気分は、 そのままわたしたちの気分でもある。 梅田さんががっかりしているからわたしたちもがっかりしているわけではなくて、 同じ時代の同じ空気を同じように感じて共有している。 梅田さんがなんとなくWeb社会から離れ気味なのでは?と寂しく感じるとき、わたしもやはり同じようにWebを離れ気味なことに気がつく。そしてまわりの、同じようにインターネットに夢中だった人々もそんなふうであることに気がつく。 なぜ日本のインターネットは残念な感じがしてしまうのだろう。 一部の人が心ない書き込みをしたせいなのかしら。 ・・・、 でも、わたしはなんとなく気づいている。 わたしのネットの使い方も、やっぱり悪かったではないか。 犯罪に繋がるような書き込みをしたことはないが、 ネット社会を暗いほうへひっぱるような大きなうねりに荷担するようなことを書いてはいなかったか。 そのときは気づいていなかったが、 今ふりかえると、随分残念なことをたくさんした。 日本のインターネットユーザーが増えれば増えるだけ、普段はごく善良な人々も、 ちょっとずつ「残念な使い方」をしはじめた。 その結果、なんだかインターネットは嫌な味のする、暗くて重い場所になってしまった。 そういう嫌な味のする暗い場所にいくのはごめんだ・・・。 だからみな、ちょっとずつインターネットを離れていく。 わたしの周りの、力のある書き手は、どんどんインターネットから離れていった。 そんなふうにして、わたしも一時期よりもインターネットに関わる時間が減った。 見知らぬ誰かがネットを汚い場所にしたとずっと嫌悪感を感じていたが、 よく考えると、自分も一緒になってそれに荷担していたような気がする。 しかし、やっぱりこんなに素敵なインターネットを使わないでいるのはとても寂しい。 本当は素晴らしい能力を秘めているインターネットを十分に活用していないような気がする。 そして、わたしもそうだが、 多くの人がインターネットの使い方をちょっとずつ間違っていたような気がする。 でも、 それは仕方ないことだったのかもしれない。 わたしたちはインターネットを使い始めたばかりの子どもだった。 わけがわからないままに、その方法が正しいか正しくないのかちゃんと振り返る余裕もないまま、 ただ楽しいままに使っていた。 でも、そろそろわたしたちは大人になるときがきた。 わたしがインターネットを使い始めたのが1997年。 もう10年以上の月日が流れた。 今、ネットがいまいち残念な場所になっているとしたら、 それを残念ではない場所にするのは、すべてのユーザー1人1人なのだろう。 インターネットが好きだという人間が、ひとりひとりしっかり考えて使えば、 もっとよい場所になるはず。 残念どころか、 あの、きらきら輝いて、 とっても魅力的だと思っていた場所が、 今度こそ本物になるのだと思う。 そうなればいいなあ・・・。 # by chataigne77 | 2009-10-12 06:41
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